乾燥肌は改善できるの?エステシャンが教えるスキンケアのポイント

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冬は乾燥しやすい季節。お肌もカサつきやすくなります。

カサつく肌はメイクのノリも悪くなるし、不健康そう。乾燥肌、じつはお肌の老化のいちばんの原因なんです。

肌の老化を防ぐためにも、乾燥肌対策のスキンケアはとても重要になります。

けれど、乾燥肌に効果的な化粧品を選ぶなら何がいちばん必要なの?化粧水で保湿すればそれでホントに大丈夫なの?

そんな疑問をもっている女性も多いと思います。

今回はエステシャンの立場から、肌の乾燥を改善させる方法について説明するので参考にして下さい。

乾燥肌ってどんな肌?

お肌の一番先端の部分を構成するのが角質層です。紫外線や雑菌、気候の変化など、様々な影響からお肌を守っています。

例えば浴槽に浸かって湯が身体に染み込んでこないのも、この角質層がバリア機能を果たしているため。つまり角質層は、お肌を守るための外壁です。

その角質層を構成するのがまず皮脂膜になります。天然の保湿クリーム、外壁を覆う保護膜のようなもの。そして「角質細胞」、外壁を固めるブロックです。

それをつなげるのが「角質間脂質」、ブロックをつなげるセメントのような役割を果たしています。その角質間脂質は約80%のセラミドと20%の保湿因子で構成されています

外壁がしっかりと構成されることでお肌内部の水分は保たれ、角質層の厚みとなって強固なバリア機能を果たしています。

乾燥肌はそのバリア機能が弱まって、セラミドや皮脂などの必要な成分が失われ、外部の影響を受けやすい敏感なお肌になっている状態をいいます。

肌内部の水分も失われ、まずカサついた、ゴワゴワした肌触りになって、そのまま放置しておけば、シミ、しわ、たるみなど、深刻な肌トラブルの原因になってしまいます。

乾燥肌の原因は何?

乾燥肌の原因はズバリ、肌のバリア機能の低下により、肌の水分が蒸発してしまう事にあります。そこで肌のバリア機能を低下させてしまう原因をまとめてみました。

まちがったスキンケア

スキンケアは肌を美しく、健康に保つためのものですが、まちがった方法で行っていると、肌のバリア機能を低下させてしまう原因となります。

まちがったスキンケアの中で特に多いのものとして「洗顔」が挙げられます

一般的に、オイルクレンジングやふき取るタイプのメイク落としは洗浄効果が強く、使用方法や使用回数によってはメイクや肌の汚れだけでなく、肌のバリア機能を形成している大切な「皮脂」や「細胞間脂質」、「天然保湿成分」などの保湿物質まで洗い落としてしまいます。

また、洗顔時に肌をゴシゴシ擦ったり、強くマッサージをしたり、タオルで拭くときにゴシゴシ拭いたりするのも肌のバリア機能を破壊してしまう危険性があります。

体質による乾燥

乾燥肌の方の中には、生まれつき、乾燥肌になりやすい遺伝子を持っている方もいます。

例えば、肌のバリア機能を形成するのに重要な役割を担うと考えられている「フィラグリン」と呼ばれる物質があります。乾燥肌体質の方の一定程度の割合の方には「フィラグリン」に関係する遺伝子に、異常があったと言う研究結果も出ています。

つまり、全ての乾燥肌の方に当てはまる訳ではありませんが、乾燥肌は遺伝する場合があり、生まれつき乾燥肌体質という方も存在します。

加齢による乾燥肌

年を重ねてもきれいな肌をキープしている方もいらっしゃいますが、一般的には、加齢とともに肌の角質層の水分量の平均は低下し、肌のバリア機能は、年齢を重ねるとともに徐々に衰えていきます

また、自律神経やホルモンのバランスも加齢と共に乱れてしまいます。その乱れは肌にも影響し、肌の新陳代謝量や「角質細胞間脂質」の減少につながります。

つまり、乾燥肌に悩まされる人は、加齢とともに増える傾向にあります。個人差はありますが、一般的に男性の場合は40歳前後、女性の場合は30代から衰えはじめて乾燥肌になると言われています。

乾燥肌を改善する洗顔方法

乾燥肌対策のスキンケアですが、クレンジングから化粧水、クリームに至るまでそれぞれに使用するための注意が必要です。

肌の乾燥を良くするためのスキンケアが、実は症状を悪くしてしまっていることも少なくはないのです。

乾燥が進まないようにするために注意すべきこと

乾燥肌の改善として簡単にできる方法として、洗顔の際は36℃~40℃程度のぬるま湯を使うようにしてください。熱すぎたり冷たすぎてはバリア機能が低下してしまっているお肌には刺激になり、より敏感な状態になってしまいます。

冬でも紫外線対策は必要です。肌の深部まで到達して肌老化の原因になる紫外線A波は、冬場でも夏の80%が降り注ぎ、ガラスを通し肌へ悪影響を及ぼします

日光が入るなら職場でも1年を通して日焼け止めクリームは必要です。

乾燥肌ケアのクレンジング

乾燥肌だからとオイル系のクレンジング使用はかえって症状を悪くさせてしまいます

オイルクレンジングやリキッドクレンジングは洗浄力が最も強力な鉱物油由来の界面活性剤が多く使用されており、お肌に必要な栄養成分まで取り除き、バリア機能の低下、お肌をより敏感な状態にしてしまいます。

クレンジングはクレンジングクリームを使用して、お顔全体に伸ばしたら素早く(1分程度)洗い流すようにしてください。

これはクレンジング剤の刺激をできるだけ防ぐための大事なことになります。

乾燥肌の改善のためには、クレンジングクリームは合成の界面活性剤の使用が少ない最もマイルドなタイプのクレンジングを使いましょう

乾燥肌対策の洗顔方法

洗顔はお肌と同じ弱酸性の洗顔フォームが、最もお肌に負担をかけないという意味でおすすめです。

洗浄力が他の洗顔料に比べて劣るというデメリットがありますが、まずはお肌に優しいという利点を優先すべき。

もちろん洗顔の際のゴシゴシ洗いの摩擦は厳禁です。乾燥肌の改善には、優しく洗うことを心がけてください。

乾燥肌向けの化粧水

乾燥肌の改善に必要なのが保湿です。まず、壊れた部分の修復をはかります。スキンケアでセラミドなどの保湿成分の補給も有効です。

最近では高保湿タイプの化粧水なども市販され、セラミド配合のものもいろいろに選べますよね。

使用する際、お肌が乾燥しているからといって一度にたっぷりの化粧水の使用は、肌内部の水分まで蒸発させ、実は逆にお肌を乾燥させる原因にもなっているのです。

化粧水を充分に浸透させるためには適量を2~3度に分けて塗布するようにしてください。

コットンで浸透させる際にもパタパタと必要以上のパッティングは控えましょう。

適量を手に取り、お顔に伸ばします。肌内部に浸透するのを待ちます。この時、ハンドブレスで圧を掛けて温めると角質層の結合も緩み、浸透効果が上がります。

1回の適量は、2~3度繰り返すと浸透するのが遅くなった、浸透しにくくなったと感じる瞬間があります。
それが充分に補充できたというサインです。

乾燥肌の化粧品選びは、乾燥肌におすすめの化粧水ランキングを参考にして下さい。

保湿クリームの選び方

最後の保湿クリームは皮脂膜の代わり、外的な影響からお肌を守り、肌内部の水分の蒸発を防ぎます。乾燥肌さんには必須のアイテムです。

ただ、朝のケアに必要以上の保湿クリームの使用がメイク崩れの原因になってしまい場合もあるので、朝には日焼け止めや化粧下地で保湿クリームの代わりを務めるようにするのがおすすめです。

つまり、朝のベースも脂溶性の成分でお肌を保護することを組み込んでください。

最近ではオールインワンジェルやBBクリームなど、いろいろな機能が含まれたものも販売されています。

オールインワンジェルは手早くメイクができると口コミ評価が上がっていますね。オールインワンジェルのおすすめでも、保湿効果が高いものを紹介しているので参考にして下さい。

オールインワンジェルでのスキンケアの場合、乾燥肌さんには脂溶性成分の配合が充分に足りていないことも少なくありません。

夜のケアでは、オールインワンジェルでスキンケアした場合でもその後の保湿クリームは補充するようにしてください。

しっかりと化粧水とクリームでケアすることで、新陳代謝の促進を図り乾燥肌の改善に繋がります。

新陳代謝が活性することで、皮脂の生成も促進され、しっかりと厚みのあるキメの整った角質層が出来上がり、バリア機能も回復、乾燥したお肌に潤いが戻ります。

そのためにはお肌のためになるスキンケアが大切。そして、充分な睡眠やバランスの良い食事、適度な運動やストレスを溜めないなど、健康的な生活習慣が大切です。

そもそもスキンケアになんでいろんな化粧品が必要なの?

朝には、洗顔→化粧水→乳液→日焼け止め→化粧下地、そしてメイク。夜には、クレンジング→洗顔→化粧水→美容液→乳液or保湿クリーム。

そもそもなんでこんなに塗りたくる必要があるのか、疑問に思いますよね。

特に化粧水と乳液、クリームって使い分ける必要ってあるのか、疑問です。最近ではそのすべてが含まれたオールインワンジェルも市販されています。

忙しい時、疲れたときには便利です。けれど、化粧水と乳液orクリームの使い分けにはちゃんと理由があるんです。

化粧水の目的は

まず、水分が角質賞を柔らかくして、結合を緩めることでその後の栄養成分の浸透効果をあげます。

そして、水溶性の栄養成分の浸透。美容成分も大きく、水溶性のもと脂溶性のものに分かれます。水溶性の主な成分では、メラニン色素を抑え美肌効果の高いビタミンCやビタミンB群などがあります。

過剰な皮脂の生成を抑えます。洗顔で必要な皮脂まで洗い流されてしまいます。そのまま放置すればお肌は必要な成分である皮脂の生成を繰り返し、過剰な分泌という悪循環を作ります。

化粧水はお肌表面を潤わせることでその生成を抑える役割を果たします

化粧水は洗顔後30分以内に塗布するように習慣付けてください。皮脂の生成を抑え、栄養分の浸透効果も上がります

乳液orクリームの目的は

乳液とクリームの違いは脂溶性成分の配合率。油分を控えたい場合はあっさりタイプの乳液、しっかり油分を補給したい乾燥肌にはクリームが適しています。

その働きは、まず脂溶性の栄養成分を補います。脂溶性の主な成分は、強力な抗酸化作用を持つビタミンA(レチノール)やビタミンEなど。新陳代謝の促進を促します。

皮脂膜を補強しバリア機能を助けます。お肌表面を脂溶性の膜で覆うことで、雑菌や外気の影響を和らげ、肌内部の水分の蒸発を防ぎます

乾燥肌に一番必要なアプローチは

乾燥肌がトラブルの原因になる一番の理由をあげるとしたら、バリア機能が低下しているということ。なので、その回復がまず必要なアプローチなのだと考えます。

一番効果的な化粧品のアイテムは

もちろん、クレンジング、洗顔、化粧水と乾燥肌対策のアプローチは必要です。けれど、乾燥肌の改善でまず気を付けるスキンケアは保湿クリームになります。

まず、お肌表面にクリームの保護膜でバリア機能を強化します。

セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸配合の高保湿タイプ。レチノールやプラセンタ配合でエイジングケアを促すものも新陳代謝を促進させるという意味で有効なアプローチです。

おすすめの保湿クリームは、乾燥肌の改善には!この保湿クリームがおすすめを参考にして下さい。

乾燥肌に改善に必要な保湿成分は

乾燥肌の改善には、まずセラミドが必要な保湿成分になります。セラミドは、脂溶性、水溶性両方の性質をもったものがあります。

そして、化粧品に配合されているセラミドにはいくつもの種類があります。

一番効果の高いものがヒト型セラミド、動物由来、植物由来、人工の物と大きく大別され、ヒト型セラミドも効果の違いで7つに分かれます

費用の面でもヒト型セラミドは高価。3000円前後のコスメを目安にする必要があります。

コラーゲン、ヒアルロン酸も乾燥肌の改善には大事な役割を果たします

コラーゲンやヒアルロン酸は分子サイズが大きく、通常のアプローチでは角質層を浸透して、必要な細胞まで到達させることができません。

そのために最新のテクノロジーでナノ化させる必要があるのです。

コラーゲン以外にも美容成分については技術の進歩に伴って新しいものがいろいろに開発されています。どれだけの効果があるのかは、今のところ口コミ情報に頼るのみですね。

その他、各種ミネラル、アミノ酸、プラセンタなどが乾燥肌さんにおすすめの栄養成分です。

乾燥肌の改善まとめ

お肌の乾燥はそのまま放置すれば、すべてのトラブルの原因、お肌の老化につながってしまいます。

若いから、ちゃんとスキンケアしてるからと気を抜いているとお肌の元気がなくなってしまうかもしれません。カサつく、手触りが悪い、なんてチョットした気候の変化でも起こります。

毎日、朝夕のスキンケアでお肌に適した栄養補給、お肌を元気付けてあげてください。ちょっとした気遣いが乾燥肌の改善に繋がり、美肌をキープする基本になります。

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